ついにカジノ法案が審議入り!今国会での成立となるのか。
昨年の通常国会でも継続案件として審議がもちこしとなったカジノ法案「特定複合観光施設区域整備推進法案」が11月9日に審議入りとなる事がわかった。東京オリンピックまで時間が無い中で、いよいよ合法化へと進み出すのでしょうか?
11月9日にカジノ合法化に向けて審議入りへ
ついに長らく話題に上がっている「日本のカジノ合法化」に向けたカジノ法案が国会での審議に入る事がわかった。当初は東京オリンピックに合わせてという話しもあったが、そうとなると、2020年まで4年。建物を新しく建築するとなると、3年程しか時間が無く、今国会での成立がタイムリミットとも言える。
他法案の進展状況によるか!?
現在の国会では、環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案や、公務員の給与関連法案など、審議されている件が多く、カジノ法案「特定複合観光施設区域整備推進法案」への審議入りが遅れている・・・。
思い起こせば、昨年の通常国会でも同様にカジノ法案が提出されましたが、審議に入る事はなく、継続案件のままとなっていました。
今国会でも、放置されてしまう可能性も残されている。
自民党と日本維新の会が推進で足並みをそろえている。公明党は審議入り自体は容認するが、ギャンブル依存症などへの懸念から慎重論が根強く、対応に苦慮しそうだ。ただ、環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案をめぐる与野党の対立が続く中、今国会での成立は不透明だ。
山本有二農林水産相の相次ぐ失言により、TPP承認案の衆院通過が与党の当初の見込みよりずれ込むなど、日程は窮屈さを増している。自民党内にも「カジノ法案の今国会成立は厳しい」との見方がある。
「調整」が必要な物は何なのか?
現在、文句無しに何でも押し通せる状態にある自民党は、カジノ法案に前向きで、東京都の小池知事もIR肯定派である事は間違い無い。
公明党が言っている「ギャンブル依存症などへの懸念」は、パチンコがある日本ではどう考えても不自然で、パチンコ業界との繋がりを大事にしているとしか考えられない。
その他、カジノ合法化に慎重な方々も、特に「ギャンブル依存症などへの懸念」がメインテーマでは無い気がする。
次期衆院選や来年の東京都議選を控え、カジノに慎重意見の強い支持層を無視できない。
この辺りのいわゆる「政治の世界」のいろいろが整理されないと、日本のカジノ合法化は難しいでしょう。
って事は、今国会での成立は「無い」かもしれません。
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この記事を作成したキュレーター

いずれは日本が世界最大のカジノ大国になる、と予想する漢です。