カウンティングが簡単!?イギリス版ブラックジャック「ポンツーン」って何だ?
カジノの花形と言えば、バカラ・ルーレット・ブラックジャックが3大ゲームともいうべき存在となり、案外知られていないゲームは多数あります。そんなマイナーなゲームの一つが、今回ご紹介する「ポンツーン」。やってみると意外に簡単で、飽きのこない面白さがあります。
「ポンツーン」ってどんなゲーム?
まずはポンツーンの基本ルールをご説明しましょう。
ポンツーンは、プレイヤー(自分)とディーラー(親)が1対1で闘うゲームで、お互いにカード2枚から勝負を開始します。
そして合計数字が21に近い方を勝ちとするゲームで、ブラックジャックをご存知の方なら、かなり馴染めるかも知れません。
なぜなら、別名を「イギリス版ブラックジャック」、または「変則ブラックジャック」と呼ばれているからです。
ディーラーは、基本的に16以下であれば強制的にヒット、17以上になるかバーストまで引き続ける義務があります。
ただし、A&6というようなAを使用しての「みなし17」はソフト17という扱いで、確定で17以上になるまで引き続けなければなりません。
ここまでは、ブラックジャックと全く同じですね。
ブラックジャックとポンツーンの違いは?
ブラックジャックとの違いは、勝負するまでディーラーのカードが全てブラインドされている点です。
ブラックジャックの場合、ディーラーはカードを1枚オープンすることが義務付けられていますが、ポンツーンは全てクローズド。
この為、ポンツーン(勝負時に配られた2枚での21。ブラックジャックで言う「ナチュラルブラックジャック」)の保険となるインシュランスとベーシックストラテジーは使用する事ができません。
ですが、使用するカードはジョーカーを除く52枚だけという少なさ。
この数の少なさで、「カウンティング」というテクニックはブラックジャック以上の効果があります。
数の数え方は、ブラックジャックと同様で、J・Q・Kのピクチャーカードは10としてカウント。Aについては1と11、どちらか好きな方を選んで良い事になっています。
但し、Aとローカード(低い数字のカード)での「17」はソフト17という扱いになり、ディーラー側のみ強制でツイストする義務が発生。この点ではブラックジャックと異なり、当然ですが17からバースト、という事もありえます。
このルールによってディーラーカードのブラインドによる不利益がカバーされる形となっているのが本家ブラックジャックとの違いです。
カウンティングが出来るのがPONTOON
ゲームテーブルでベットを行ったら即座にゲームが開始となりますますが、ディーラーが手札を先に確認し、開始2枚でポンツーン(開始時の手札2枚での21)が成立している場合は、自動的に負けとなります。
ここでディーラーがポンツーンでなければ自分の手札の確認。
手札の点数次第でカードを追加するかどうかを判断する事になります。
追加の場合は指でテーブルを2回、トントンと小突けばOK。(ブラックジャックにおけるヒットと同様で、発声で促す場合は「ツイスト!」と言います。)
21を越えるとバーストとなり、自動的に負けが確定しますが、その範囲内なら5枚まで引く事が可能です。
ブラックジャックとの特異点。5トリックカードルール!
ここで任意の数でステイ(カードをこれ以上引かずに現在の点で勝負)、ディーラーの星の点数と勝負することになりますが、ブラックジャックとの違いに「5トリックカード」という物があります。
これはどういうものかと言うと、手札がどれほどクズカードの寄せ集めであっても、バーストせずに5枚引ければ無条件で勝ちが確定し、配当は3倍。昔、日本のSEGAが出していたゲームセンターで流行ったブラックジャックのルールでもあった「5カードWIn」と同じルールです。
大きく勝つ上での欠かせない特殊役となっています。
もちろん、ナチュラルでの21成立も特殊役となり、ポンツーンとして3倍の配当が受けられます。
ブラックジャック同様に、スプリット・ダブルダウン(ポンツーンでは「ベイ」と呼びます。)もありで、ルールはブラックジャックに準拠します。
ポンツーンの場合、更に3枚目も同じカードだった場合はこれもベイすることが可能で、場合によっては軍資金を一気に10倍にする事も可能となります。
本家ブラックジャックにはない変則ルールですが、このルールによってカジノ側のハウスエッジは極めて本家に近い数値となっています。
攻略法は己の記憶力とチップコントロール
ディーラーのカードが全てクローズドな為、ブラックジャックの基本攻略法は残念ながら使えません。
但し、52枚のカードのみを使用するという規定上、カウンティングテクニックはブラックジャック以上に有効で、自分の記憶力が大きな武器となります。
また、チップ額のコントロールのみでバランス調整が可能であるため、ブラックジャックよりも初心者が勝つ可能性は若干高め。
一撃離脱を図るなら、ポンツーンの方が向いているとも言えます。
遊べるのは主にマカオ!カジノ旅行のアクセントにどうぞ。
ヨーロッパ圏では意外に少なめなポンツーンですが、マカオのカジノではかなりの確率でポンツーンのテーブルが用意されています。
ミニマムベットがブラックジャック・バカラより低く設定されているケースが大半なので、ソフトに遊んでみたいという方や、今日の運勢を試す上でも面白いかも知れません。
雰囲気だけでも楽しみたいけど、勝ちも狙いたい。
そんな方におすすめしたいポンツーンです。
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この記事を作成したキュレーター
フィリピンのマニラ在住の暇があればカジノに通っている「ふぃりぴーな」です。熱い街マニラから熱いカジノの情報を皆さんにお届けします。
始め方は至ってシンプルで、着席してテーブル内のサークルにベットするだけです。