マカオは中国大陸とつながっている「マカオ半島」「タイパ島」「コロアン島」という１つの半島と２つの島で構成されていました。
その後、タイパ島とコロアン島の間を埋め立ててできたのが「コタイエリア」です。
コタイエリアは、コタイストリップという目抜き通りを中心として、ベネチアンマカオやシティ・オブ・ドリームス、サンズ・コタイ・セントラルやスタジオシティなどがある大型カジノホテルの開発地区として注目を集めています。

かつて漁村だったマカオのうち、タイパ島とコロアン島の歴史的な展示物や、当時の住民の暮らしぶりを知ることができます。

タイパビレッジを歩いてるとウキウキするのは、パステルカラーの小さな家屋が並ぶ裏路地を歩いているときです。
一般のマカオ市民が住んでいるのですが、歩いていると聴こえてくるのが麻雀牌を混ぜるジャラジャラとした音。
のんびりとした時間が流れるここでは、家族や近所の人が集まって気ままに麻雀をして、外を歩いている観光客など気にせず思いのままに過ごしています。

狭い路地を歩いていると突然カフェや雑貨屋さんが見つかったり…つい立ち寄ってみたくなります。
看板も何もないので迷子になりそうですが、歩いていれば必ず車が通る道にぶつかるので心配不要です。

お土産屋さんとレストランがぎっしり並ぶ小さなストリート。
マカオ中でチェーン展開している２大お土産屋さんの「咀香園餅家」や「鉅記」もここに店舗を構えています。

しかしここにしかない、絶対寄っておきたいお店は「晃記餅家」という老舗クッキーやさんです。

その他にもポルトガル料理屋さんや大衆食堂の「茶餐廳（チャーチャンテン）」、食べ歩きにぴったりのアイスやさんなどもありますよ。
ここに来る前はおなかを空かせてから行きましょう！

１８８５年、当時タイパ島に住んでいた数十人の信者のために建てられたカトリック教会です。
残念ながら観光で教会の中まで入ることはできません。この教会の向かいにはマカオの結婚登記所があります。マカオの住民と結婚した場合はここで手続きすることができます。この教会ではよく、結婚を控えたカップルたちがウェディングドレスを着て婚前写真の撮影を行っています。
マカオでは教会はパステルイエローで塗られています。