大王製紙と言えば、誰でも１度くらいは使ったことのある、ティッシュペーパー「エリエール」などを販売している業界大手の製紙企業。

大王製紙は、これほどビックな企業にも関わらず、長くの間、創業者の井川家のオーナー企業として実権を握って来ていた。

大王製紙前会長が、総額で105億円にものぼるとされる、巨額の特別背任事件で逮捕された。

特別背任で、各子会社からこれだけのお金が流れていたと考えられています。

大王製紙の子会社などから合計85億8,000万円を不正に借り入れし、その大半をマカオのカジノで負けた穴埋めに使っていたと告白。

テーブルによって、ＭＡＸベットが設定されてはいるものの、これだけの巨大企業の会長は、ＶＩＰ顧客なので、恐らく制限の無い遊び方をしていたと予想でき、１度に何千万円〜億のお金を賭けていたと考えられます。

負けた金額を取り戻すために、倍の金額をベットする･･･これがひたすら続くと、これだけのお金が消えて無くなってしまうという事ですね。

お金と権力を持っている男性企業家がお金を使う場所で誰でも簡単に予想できるのが、「酒・バクチ・女」の３点。

逮捕後の捜査から、カジノ以外にも、女性タレントなどにも、愛人手当として多額の現金が使われていたことが判明。

女優やグラビアアイドルとの食事デートが度々目撃されていたり、大物女優に、10億円近くのお金を使っただとか･･･、人気女性タレントは年間1000万円の愛人契約を結んでいたなど、実際の出来事なのか、都市伝説なのかは定かではありませんが、いろんな噂が流れています。

2012年（平成24年）10月10日に、懲役4年の実刑判決を言い渡され、6月26日に刑が確定し、現在、服役中の井川意高氏は、自ら懺悔録として、「熔（と）ける」という暴露本を出版。

この懺悔録の中には、芸能人との交遊や、深い闇について暴露されている様で、関係者は戦々恐々としている様です。

いずれにせよ、日本でも屈指の巨大企業の会長職を担っていた人物ですから、交友関係も大物や有名人が並び、更に、ウィキペディアでは、違法カジノにも出入りしていたという話も上がっています。

もう刑が確定し、刑に服しているので、これ以上解明されていく事は無いでしょうが、「深い闇」があるのは確実そうですね。