マカオの大手カジノ企業ギャラクシー・エンタテインメントが日本への参入を改めて表明した。
かねてより日本でのカジノ開設レースへの参入の意志を明らかにしていたマカオの大手カジノ企業「ギャラクシー・エンタテインメント・グループ(Galaxy Entertainment Group)」が、改めて日本への参入を表明。新設される3つの枠を巡る戦いに挑む。
参入を表明するも、場所は未定か!?
今回、改めて日本でのカジノ事業への参入を表明した「ギャラクシー・エンタテインメント・グループ(Galaxy Entertainment Group)」。以前の発表では、モナコでカジノを展開する「モナコSBM」と共同で、沖縄へのカジノ開設を検討している事が発表されていたが、今回、ルイ副会長は「IRはギャンブルだけではなく、ショッピングモールや子ども向け施設などもある。参入の際は日本企業との提携なども模索し、日本人の雇用も生み出したい」とはなし、カジノ建築の場所についても、「横浜や大阪を含め、7箇所の自治体と話合う」と、まだ検討中である事も明かした。
出典:Galaxy Entertainment
銀河娯楽(ぎんかごらく、英語: Galaxy Entertainment、ギャラクシーエンターメント、中国語: 銀河娛樂)は、マカオの企業。カジノとホテルを運営している。元々は建築材料会社である嘉華建材だった。
2002年にマカオ政府からカジノライセンスを受け、カジノ、ホテル、その他娯楽施設を運営している。現在第3位でマカオのカジノ市場を占めている。
2018年7月に、IR実施法案、所謂カジノ法案が可決され、まずは3箇所のIRが誕生する事が決まったが、カジノが認可されるには、カジノ企業と開設される地方自治体・その地域の企業との共同が求められる。
最終的な認可は、日本政府当局による決定になるのだろうが、カジノ企業側にとっては、まず有力候補地とされる地方自治体に選ばれる必要がある。
パチンコの収益面を見ても、世界有数のギャンブルマーケットである日本。世界各国の名だたる企業が、喉から手が出るほど、3つの枠に入りたがるのは間違いない。巷で噂されている「3つの内の1枠は、日本企業になるのでは・・・」という通りだとすれば、外資の入る枠は残り2つ。アメリカ大統領のトランプ氏が、安倍首相にサンズを勧めたというニュースもあったりと、最終的な決定が出るまで、熱いレースが続きそうだ。
関連する記事

カジノゲームで遊べるだけで換金は出来ないカジノバーを営業して逮捕・・・いったい何故?
京都でカジノゲームを楽しめるバーを経営していた経営者が逮捕された。このカジノバーでは、ゲームを楽しめるものの…

小池都知事誕生で、東京カジノ構想が現実に!?カジノ合法化が経済活性の起爆剤に!
桝添都知事が金銭問題で辞任に追い込まれた後に新都知事に当選した「小池 百合子氏」。カジノ合法化に賛成の立場を…

日本に参入する3軒のカジノは、どのカジノになるのだろう。意思表明をしているカジノ企業…
日本のカジノが合法化される、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案がついに成立。とりあえず、決まった法案…

白紙議論から一転、ついに横浜市がカジノ誘致へ動き出す。最も望まれる場所にカジノができ…
住民などの反対運動などもあって一時は白紙となっていた横浜市のカジノ誘致が一転、誘致する方向に舵を切ることに。…