フィリピン・マニラに2016年12月にオープン予定

フィリピンの首都マニラに、日本発の新しいIRリゾート施設が出来ようとしているのをご存知でしょうか?現在マニラには、「Resorts World Manila / リゾート・ワールド・マニラ」・「Solaire Resort & Casino / ソレア・リゾート&カジノ」・「 City of Dreams Manila / シティー・オブ・ドリームス マニラ」という3つの大きなIR施設があります。

しかし、いずれの施設も、日本資本の企業が運営する物ではありませんでした。

ユニバーサルエンターテイメントが作るカジノ

今や世界で評価されているのは、単純に「メイド・イン・ジャパン」ではなく、「日本のサービス(おもてなし)」です。

世界を見ると沢山の豪華なカジノリゾートはありますが、日本のおもてなしの心が深く根付いた物はありませんでした。

今回フィリピン・マニラに、2016年12月オープン予定になっている4つ目のIRは、パチスロ・パチンコメーカーとして知られる、日本企業「ユニバーサルエンターテイメント」が、初めて単独で作る世界初の日本企業のカジノリゾートなんです。

フィリピン・マニラベイリゾート

フィリピン・マニラベイリゾート

ユニバーサルエンターテイメントのフィリピン現地法人「Manila! Tiger Resort Leisure & Entertainment, Inc.(タイガー・リゾート・レジャー・アンド・エンターテインメント)」が開発している「マニラベイリゾート」。

Tiger Resort Leisure and Entertainmentは日本のユニバーサルエンターテインメントのフィリピンのIR事業子会社であり、Manila Bay Resortsを開発中。
Manila Bay Resortsは投資額$2bn(2,400億円)、ホテル1,000室、カジノフロア30,000㎡(テーブル500台、スロット3,000台)、飲食25店、リテイル7,500㎡などを含むプロジェクト。

フィリピンのシンボルになれるか!?

今回開発されている「フィリピン・マニラベイリゾート」は、名前からも解るように、シンガポールのマリーナベイサンズの様に、その国のシンボル的存在にもなれる、カジノリゾート施設を目指して作られています。

施設のセンターにはエンターテイメントが揃う

施設のセンターにはエンターテイメントが揃う

イメージ図だけでも最新の設備である事がわかります。

イメージ図だけでも最新の設備である事がわかります。

日本式の「おもてなし」が最優先。

既にある3つのIR施設との差別化を図る為のポイントとして、現地法人「Tiger Resort Leisure & Entertainment Inc.」の代表副社長マット氏は、「日本式の「おもてなし」」を最優先するとしています。

代表副社長「Matt Hurst氏」

代表副社長「Matt Hurst氏」

人間が作り出す部分ですね。日本式の「おもてなし」を最優先しています。お客様との感情的交流ですね。

施設の完成が待ち遠しい

金色に輝く入口 そこで繰り広げられるダンスショー。ダイアモンドが輝くような通路 とてもユニークな印象を持ってもらえます。
我々の施設は本物のインテグレートリゾートです。100を超えるショップ。8万平方メートルのフリータウンがあります。
フリータウンにはスパ、ナイトクラブ、ビーチクラブ等お客様の望むリゾート施設はすべてそろっており、所謂ワンストップショップになっています。我々が提供するのはカジノとホテルだけではありません。

ラスベガス・ウィンにも投資経験のある岡田会長

この日本企業単独での初のIR開発に乗り出したのは、ユニバーサルエンターテインメントの岡田和生会長。過去には、ラスベガスのウィンカジノにも投資しており、カジノに対する想いの強さが伺えます。

ユニバーサルエンターテインメントの岡田和生会長は11月にフィリピンの首都マニラにオープンするカジノリゾートに中国人を呼び込み、マカオに挑む姿勢だ。同リゾートの建設費は40億ドル(約4200億円)に達する可能性がある。

このIR開発に、ユニバーサルエンターテインメントの時価総額の2倍のお金がかかっているようです・・・。それ位、成功が確実だと予想しているのでしょう。見る限り、魅力的なので、失敗しそうな様子はありませんが・・・。

40億ドルという投資額は、ユニバーサルエンターテインメントの時価総額約1900億円の2倍余りに相当する。

日本のカジノ合法化時には「強い経験値」

これまで日本企業が単独でカジノリゾートを作った経験はありませんから、日本のカジノ合法化がされた場合には、ユニバーサルエンターテインメントが、日本で一番のイニシアティブを握れる事は間違いなさそうです。

日本がカジノ合法化された場合に、岡田会長が参戦するかという質問にも、代表副社長「Matt Hurst氏」は次の様に回答しています。

私には会長の気持ちはわかりません。しかし、その気がないと言ったら私は驚きますね。

2度目の延期がなければ、もうすぐ開業となりますが、それまでは、紹介ムービーを見て、ワクワクして待っていましょう!

Tiger Resort Property Video - YouTube

出典:YouTube

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この記事を作成したキュレーター

泥棒猫ナミ

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