今後しばらくフィリピンでカジノの開業は無い!?ドゥテルテ大統領がカジノ産業の新規認可を停止。
強硬派として世界中に知られるフィリピンのドゥテルテ大統領は、不明確なライセンス付与の入札状況や、国家にとって不利や契約内容を理由に、今後のフィリピンでのカジノ産業に新しいカジノが入る事を認めないと発言した。
私はカジノを嫌悪している。既存のカジノ以外は認めない。
フィリピンのロドリゴ・ドュテルテ大統領は、多くのカジノが現在進行系で開発を行っている状態のフィリピンでのカジノ産業に対して、今後「私はギャンブルが大嫌いだ。私はいらない。今あるカジノ以外は存在させない。私は何も与えない。」と発言。
また、同国の法務大臣に、国家にとって不利な契約内容になっているという、ナヨン・ランディング・リゾート(NayonLanding resort)へのリース契約の見直しを指示。パラニャーケ市(Parañaque City)に統合型リゾート施設を計画中の香港上場のランディング・インターナショナル・デベロップメント(Landing International Development)のパートナーであるナヨン・フィリピノ(Nayong Pilipino Foundation)の全役員を解任した。
在任中に既存カジノ以外に新しいカジノができることはない
ランディング・インターナショナル・デベロップメント(Landing International Development)は、1500億円とも言われる開発費用をかけたリゾート開発の起工式を行い、ドゥテルテ大統領が見直しを求める契約内容に対して、「契約の有効性が左右されることはない」と主張しているが、本契約や、現在開発が進む「リゾーツワールド・ベイショアシティ」の契約の際にも、入札が行われた記録がなく、契約が不明確で公正さに欠けていると点も疑問を呈している。
とにかく、ドゥテルテ大統領は、「在任中に既存カジノ以外に新しいカジノができることはない」と発言している事から、今後のライセンス認可はしばらく行われないことは明確。既存カジノもライセンス満了時期には、厳しい改定を求められる可能性がある。
◎フィリピンの現在のカジノ状況
統合カジノ施設:民間企業9社
ゲーム台数:1444台
電子ゲーム機:9427台
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