しばらく当選者が出ず、ずっとキャリーオーバーとなっていた総額は、１５億ドル（約１７６０億円）となっていました。当たれば、アメリカ宝くじ史上最高額となる賞金を求めて購入者が殺到していました。

たしかに、日本でも購入できたとしたら、私も並んで買いにいくのは間違いありません。なんてったって、１７６０億円ですからね･･･。どうあがいても稼げる金額ではありませんし、人生がまるっきり変わるでしょうしね･･･。

そして、この金額には海外からも購入が殺到したようです。（パワーボールは、外国からの観光客や非居住者の購入も可能。）特に、お隣の国であるカナダからは購入者が殺到したようです。

そして、この貯まりに貯まったパワーボールの当選者が誕生してしまいました。2億9200万分の1の確率の宝くじを当てたのは、カリフォルニア（California）州サンバーナディノ郡チノヒルズの住民の方の様です。

アメリカの巨額の宝くじで受け取り方法がいつも話題になりますが、今回の当選者の方も、複数人の当選者がいた場合は、等分される事になりますが、もし１人だった場合は、２９年間の分割払いで受け取るか、9億2990万ドル（約1090億円）を一括受け取りにするかを選択する事になります。大体、いつ何があるか解らないから、当選者の方は半額近くになっても一括を希望しますが、分割で貰ったとしても、毎年51,724,137ドル（約６０億円）を受け取れる事になります。もう死ぬまで、好きな物を手当たり次第買いまくってもあまりそうです。

ちなみに、海外の人が買って当選していた場合は、当選金から３０％の源泉課税が取られて、更に国税も課せられる場合もあります。

といっても、金額が凄すぎるで、いろいろ引かれても、とんでもない金額である事はたしかです。

ニュージャージー州のレストラン「グリッシーニ」の従業員の方が、バーテンダーが読み上げた当選番号をみんなで聞いていたら、なんと番号が当選番号と一致！！！全員で喜んでいたら、前回の当選番号だったとか･･･。この残念感はハンパ無いですね。きっとこの日は全員で飲み明かした事でしょう。