この映画の様な大盤振る舞い事件が起こったのは、ウルグアイにある南米で人気のリゾート地「プンタ・デル・エステ（Punta del Este）」という場所。

ウルグアイは、サッカーの強豪国ではあるので、国の名前を知っていたり、選手個人「バルセロナのルイス・スアレス」やＪリーグのセレッソ大阪に所属していた「ディエゴ･フォルラン」を知っているという人はいても、どんな国なのか･･･という事は、あまり馴染みがない場所なので知らない人が多いとは思います。

ウルグアイは、南米の南東側にあり、ブラジルの最南端とアルゼンチンに囲まれた「南米のスイス」とも言われる国です。

「プンタ・デル・エステ（Punta del Este）」は、日本語訳すると「東の岬」という名前になる通り、国の南東、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに続く湾の入り口辺りにある街です。

周りの国からのアクセスも良い為、休暇時期には、アルゼンチンやブラジルだけでなく、アメリカやカナダなどから多くの観光客がバカンスを楽しみにやってきます。

ほぼ全ての観光客が来ると言っても過言ではない人気ビーチが「ブラーバビーチ（Playa Brava）」です。ここには、人の手が砂の中で広げられて指先だけが飛び出している様なモニュメントが、写真を撮ってSNSにアップするポイントとして人気となっています。

こんな素敵な街で過ごして、カジノでも勝利してテンションマックスになってやってしまったのか･･･。はたまた大金持ちのお裾分けなのかは不明ですが、カジノで勝ったフランス人ギャンブラーが、勝利した３万ドルで、葉巻に火を付けるのに何百ドルかの紙幣を燃やしたり、残りをベランダからばらまいたという事が話題になりました。

海外メディアによると、このフランス人ギャンブラーは、休暇でこの地に訪れていて、カジノで大勝利。そして、自身の誕生日を祝う為に、この「モビー・ディック（Moby Dick Pub）」のバルコニーから３万ドルを放り投げて祝ったようです。

この辺りの労働者の平均月収は、500ドル以下とされている中で、３万ドルの大放出。辺りは騒然となったのは想像できます･･･。一番多く拾えたのは、「皿洗い係」で、なんと平均月収の半年分にもあたる3000ドルを手に入れたそうです。

この方にとっては最高のボーナスになった共に、フランス人ギャンブラーが神様に見えた事でしょう。

そして、この話にはきっちりとオチがあります。

フランス人ギャンブラーは、カジノで勝利して、散々飲んで、お金もばらまいて、最高の誕生日を過ごして「モビー・ディック（Moby Dick Pub）」からホテルに帰ろうとしました･･･

が･･･

全てのお金をまいてしまったので、タクシー代も残っておらず、周囲の方に借りたそうです･･･。

やっぱり、酔っぱらって正気では無かったのでしょうか w w


このフランス人が大きな話題をプレゼントしてくれた地で、もっと大きな金額をばらまいてやるぞ！という方は、是非「モビー・ディック」に訪れてみてはいかがでしょうか？