多くのランドカジノでもカジノエリアの隣にスポーツへの賭けを提供するブックメーカーエリアがあり、アメリカ・ラスベガスでは特に人気が高くなっています。

現在話題になっている「アメリカ大統領 ドナルド・トランプ氏」に関する賭けの対象内容は、イギリスのブックメーカーが提供している物となり、その名前もわかりやすく「ドナルド・トランプ・スペシャル」となっています。

「ドナルド・トランプ・スペシャル」のオッズを提供しているのは、ウィリアムヒルとラドブロークスというイギリスの大手ブックメーカー。

ラドブロークス（Ladbrokes）が現在提供しているのは、以下のオッズ。

To serve full term　1.72倍
（任期満了まで大統領に留まる）

To leave office via impeachment or resignation before end of 1st term　2.1倍
（１期終了前に、弾劾又は辞職する）

To visit UK before the end of 2017　1.28倍
（2017年中にイギリスに訪問する）

NOT to visit UK before the end of 2017　3.5倍
（2017年中にイギリスを訪問しない）

NOT to be re-elected as President in 2020　1.5倍
（2020年の大統領選挙で再選される事はない）

To visit Russia before the end of 2017　2.25倍
（2017年中にロシアに訪問する）

また年数を選ぶクイズの様なオッズでは、トランプ大統領から次の大統領に代わる時期を予想する物「When will Trump be replaced?」となっています。

この予想の一番人気は、2021年の2.62倍で、大方の予想では次の大統領選で再選はされないけども、それまでは大統領に留まるという予想となっています。

全体の予想オッズはこちら

2017年　4.5倍
2018年　5.5倍
2019年　9倍
2020年　17倍
2021年　2.62倍
2022年　34倍
2023年　41倍
2024年　51倍
2025年以降　6倍

ウィリアムヒル（WilliamHill）が現在提供しているのは、以下のオッズ。

「Donald Trump Impeachment Specials」では、第１期中に弾劾手続きが進んだ結果についてのオッズでは、さすがに弾劾が認められないというオッズの方が1.36倍と低いものの、弾劾が認められる方も3倍と、あり得なくは無いというオッズがついています。

他には、トランプ大統領がこのまま任期を務め、次の大統領選挙にも共和党候補として出馬するというオッズや、何度もメディアに取り上げられている「メキシコとの壁問題」更に、次々と大統領令にサインしまくっているトランプ大統領が、NATO（北大西洋条約機構）からも離脱するのか、というオッズも開始されています。

最後は、トランプ大統領が任期中に、辞職するかというオッズでは、「しない」というのが1.53倍となっており、恐らく、これは「正解」と言えるでしょう。彼の心はどれだけのバッシングにも耐えられるでしょう。