2015年11月17日から、マカオの大型リゾート施設が多く集まるコタイ地区のザ・ベネチアン・マカオ（The Venetian Macao、威尼斯人酒店）併設のコタイエキスポホールで、今年で第三回目となるカジノ関連機器を製造するゲーミングメーカー企業が出展する、国際カジノ見本市「マカオゲーミングショー（Macao Gaming Show 澳門娯楽展）2015」が開幕しました。

このマカオゲーミングショーは、地元マカオのゲーミング（カジノ）機器製造業者の組合にあたるマカオ・ゲーミング・エクイップメント・マニュファクチャーズ・アソシエーション（澳門娯楽設備廠商会）の主催で開催された、カジノ機器製造メーカーの見本市で、マカオの企業を始め、アメリカや日本企業の出展も多い展示会です。

以下のカジノ関連機器や商品を提供する企業が出展しています。

● ゲーム機及び部品
● カジノで使用する設備
● ゲームプロモーター（ジャンケット）とVIPルーム
● 市場宣伝記念品
● エンターティメンと・パフォーマンス
● 飲食

多くの海外ゲーミング企業の中、日本企業も目立った展示を行っています。カジノゲーム関連の企業は、アルゼゲーミング、コナミゲーミング、セガサミークリエイション、紙幣識別機のJCMグローバル、ゲーミングチップ製造のマツイアジア、トランプ製造企業のエンジェルなど。

今回の「マカオゲーミングショー（MGS）2015」には、カジノに関連したエンターテイメント産業に属する企業が入っているので、異業種からの出展も数多く見受けられます。

マカオゲーミングショーに出展する為に、各企業は、高い出展費用を支払って、ブースを借りています。

標準的なブースを借りるのに、会員では40000香港ドルですが、非会員だと50000香港ドルがかかります。50000香港ドルは、約80万円になります。出展だけでこの費用がかかり、更に売りたい商品を香港に持ち込む費用、更には人件費と考えると、各出展企業がどれだけ本気で取り組んでいるかがわかります。

日本企業の積極的な「マカオゲーミングショー（MGS）2015」への参加から考えても、日本のカジノ合法化に向けて着々とカジノでの収益を見据えて動いている事がわかりますが、中でも日本の株式投資家が注目するのは、アルゼゲーミング、コナミゲーミング、セガサミークリエイションの３社になる様な気がします。

カジノの一番目に付きやすいのは、ゲーミング企業ですが、そこは沢山の方の目にもとまりやすく、既に買いが入っている場合も多くあります。

うまく、カジノに関連する他業種の上場株をさぐるのも良いかもしれません。

一般的にカジノ関連株と言われる上場企業は以下の通り。

＜6418＞金銭機
＜9766＞コナミ
＜3625＞テックファーム
＜6736＞サン電子
＜6460＞セガサミーHD
＜6457＞グローリー
＜6748＞星和電
＜6412＞平和
＜1418＞インターライフ
＜1847＞イチケン
＜2411＞ゲンダイAG
＜2767＞フィールズ
＜3739＞コムシード
＜4644＞イマジニア
＜4712＞アドアーズ
＜5903＞SHINPO
＜6249＞GCジョイコH
＜6257＞藤商事
＜6425＞ユニバーサル
＜6428＞オーイズミ
＜6730＞アクセル
＜4676＞フジ・メディアHD
＜6737＞EIZO
＜2483＞翻訳センター
＜6786＞リアルビジョ
＜6919＞ケル
＜7612＞CWE
＜7991＞マミヤOP
＜6419＞マース
＜6417＞SANKYO
＜6430＞ダイコク電