EU離脱で世界中の話題を独占しているイギリスで、全英オープン「ウィンブルドン選手権（The Championships, Wimbledon）」が開幕します。

本大会にも、日本の宝である「錦織圭」が出場します。日本人の多くは錦織の四大大会初優勝を待ち望んでいるのですが、優勝候補としてむかえたクレーコートの試合「全仏オープン」も１６強で終演。ウィンブルドンは、錦織も苦手とする「芝」のコートで行われるとあって、優勝は難しいのでは･･･という予想がありブックメーカーの予想オッズも２６倍となっています。

錦織圭は、四大大会では、ウィンブルドンのみベスト８に進んだことがありません･･･、この辺りも、球足が速くなる「芝」の影響が強いと思われます。

テニス365のアンケートでは、ジョコビッチに続いて優勝候補の２番手と予想されていますが、恐らく応援投票と思われるので、実際は･･･と疑問が残ります。

今大会の一番の注目は、全仏オープンの優勝で、史上８人目の生涯グランドスラムを達成したノバク・ジョコビッチが、ウィンブルドンを３連覇し、同時に、史上初の四大大会５連勝を達成するか？という点。

過去大会を見ると、ジョコビッチと歴代最多の１７回の優勝者ロジャー・フェデラーの優勝争いが予想できますが、フェデラーの状態とトーナメント表を考えると、ジョコビッチを倒せるのは、アンディー・マレーしかいないのでは、と思えます。逆に、順当に進んで準決勝でジョコビッチを倒せれば、マレーとフェデラーの決勝戦になると予想できます。

錦織圭が優勝するには、勝ち進んでベスト８でフェデラーを倒して、準決勝でジョコビッチを倒して、決勝で、マレーを倒すという、上位者全員との対決を制さないといけません。これはかなりハードル高めです･･･。

先程紹介した、優勝予想オッズ以外にも、各セクションに応じた予想対象が発表されています。

まずは、「決勝戦は、誰と誰の対決？」という物。

続いて、優勝候補の３名。ノバク・ジョコビッチ、アンディーマレー。ロジャー・フェデラーの３名が「ウィンブルドン2016で、どこまで進出するか？」という予想オッズ。