スペイン、サッカーリーガエスパニョーラの二強が対決する伝統の一戦「エル・クラシコ（El Clasico）」。2016 - 2017年シーズンの最初の対決は、12月3日に、バルセロナのホーム「カンプノウ」で行われます。

バルセロナと言えば、リオネル・メッシで、レアルマドリードと言えば、クリスティアーノ・ロナウドなので、今回のクラシコもこの２人の対決という感じでメディアは騒ぎますが、両チームとも、試合を決定づける選手が沢山所属しています。

今や世界最高の選手の１人と言われるガレス・ベイルや、センターフォワードのカリム・ベンゼマ 、クリロナとの３トップ「ＢＢＣ」は世界一のカウンターサッカーを可能にしています。更に、中盤にも、モドリッチ、トニ・クロース、ハメス・ロドリゲスなど、速くて強いのがレアルマドリードと言えます。

メッシとネイマールとスアレスの南米トリオのバルセロナの３トップは、旨さと速さを持ち合わせた最強の布陣。更に中盤には、イニエスタや、 セルヒオ・ブスケツ、ラキティッチというテクニシャンがタクトを振るいます。

これだけの世界最高レベルの選手だけが集まった集団同士の戦いなので、毎試合どちらが勝つのか予測不可能。そこがクラシコの醍醐味と言えます。



でも、どうにか予想してみたいので、いろいろな側面からチェックしてみました。

サッカーにおいて、サポーターの多さや応援の違いから、ホームで戦うか、アウェイで戦うかは勝敗に大きな意味を持ちます。今回のクラシコは、バルサのホーム「カンプノウ」での一戦。

今シーズン１３節までが終わった段階で、首位を走っているのはレアルマドリード。10勝3分けとまだ負けていません。対してバルセロナは、セルタ・デ・ビーゴやアラベスに敗退し、2敗を喫しているという状態になります。更にバルセロナはチャンピオンズリーグでも、マンチェスター・シティに敗退しており、チーム状態が完全とは言いにくくなっています。

先程、ホームとアウェイの重要さを説明したばかりで申し訳ないですが、クラシコに置いては、ここ数年はホームが必ずしも有利に働いてはいません。

2013-2014は、バルセロナがホーム＆アウェイの両方で勝利。
2014-2015は、それぞれがホームの地で勝利。
2015-2016は、それぞれがアウェイの地で勝利。

全く何の参考にもなりませんが、サッカーゲーム「ウイニングイレブン2017」でのクラシコは「２対３」でレアルマドリードの勝利となっています。本当に、参考になりませんが･･･。

スポーツの勝敗を予想してオッズを付けるブックメーカーが予想したクラシコの勝敗予想オッズは、各社バルセロナの勝利を予想している。

世界的なブックメーカー２社を例にとると、ウィリアムヒルの予想オッズは、バルセロナが1.85倍でレアルマドリードが3.75倍。

bet365の予想オッズは、バルセロナが1.83倍でレアルマドリードが4倍。

勝ち負け予想が大体わかってしまう試合であれば、オッズにベットしてもたいした配当を得られませんが、この試合はかなり価値があります。

特に「レアルの3.75倍や4倍」は勝負しがいがあります。