国営カジノがあるスウェーデン

スウェーデンと言えば、環境先進国としても知られており、自然に優しいイメージがある国。なので、煌びやかなネオンなどの、エンターテイメントはあまり想像しにくいが、そこは社交場として利用されることの多いヨーロッパだけに、国民の娯楽施設として、ギャンブルもしっかりと整備されています。

街では、競馬や宝くじが楽しめたり、国内には4カ所の国営カジノ「カジノ・コスモポール(Casino Cosmopol)」があり、国民と観光客の娯楽として楽しまれています。

カジノ・コスモポールは、スウェーデンの国有会社コスモポールが運営するカジノで、首都ストックホルムをはじめ、マルメ、ヨーテボリ、スンツヴァルの合計4店舗を展開しています。

ストックホルム店(Stockholm)

ストックホルム店(Stockholm)

住所:Kungsgatan 65 Stockholm
電話:020-219 219

ヨーテボリ店(Gothenburg)

ヨーテボリ店(Gothenburg)

住所:Packhusplatsen 7, 411 13 Göteborg
電話:020-219 219

スンツヴァル店(Sundsvall)

スンツヴァル店(Sundsvall)

住所:Casinoparken 1 SE 852 29 Sundsvall Sweden
電話:020 219 219

マルメ店(Malmö)

マルメ店(Malmö)

住所:Slottsgatan 33, 211 33 Malmö
電話:020-21 92 19

観光客が多いのはストックホルム店

スウェーデン首都ストックホルムの店舗は、観光客も多く訪れています。建物は、国営という事もあり、100年も前に作られた映画館の建物を改装して作られています。

外装は、歴史を感じさせる箱形

外装は、歴史を感じさせる箱形

アールデコ調の内装はそのまま利用

アールデコ調の内装はそのまま利用

映画館だったというのがわかる、大きなホールに、カジノテーブルが配置されています。

一階の大ホールにはルーレット、ポーカーの台が並んでおり、二階にはレストランとバー、その周囲を取り囲むようにずらりとスロット台が並んでいます。

入場料とドレスコードがある。

国営カジノの場合は、どの国でも入場料を取っている事が多いのですが、カジノ・コスモポールでも同様に、入場時に30Sek(約360円)が必要になります。また、これも国営に多いのですが、賭博場という悪いイメージよりも、社交場感を出していきたい事もあって、ドレスコードがしっかりとしています。ジャケットは必須となります。(スマートカジュアルと思っておけば問題ありません。)

遊べるゲームは、テーブルゲームが合計46台とスロットマシン412台。

ブラックジャック
フェイスダウンブラックジャック
カリビアンスタッドポーカー
テキサスホールデムポーカー
スリーカードポーカー
ルーレット
プントバンコ
シックボー
ハイカードフラッシュ
スロットマシン

ポーカーテーブルは大人気

国民の娯楽施設として作られたカジノだけあって、対人の勝負ができるテキサスホールデムポーカーは大人気。ほとんど毎日の様に、地元のプレイヤーや観光客など、カテゴリが分かれた賞金トーナメントが開催されています。

テキサスホールデムは、プレイヤー同士が勝負しあって、どんどん賭け金が上がっていく「奪い合うゲーム」。弱い人がいれば、その人をカモにしてどんどんお金を巻き上げられます。

プレイをしながらふと壁に目をやると、そこには大きな額縁が。そして書かれているのは、かの有名なポーカー格言です。
ポーカールームには過熱を抑制する文章が・・・

ポーカールームには過熱を抑制する文章が・・・

もし、ポーカーテーブルのまわりを見渡してカモがいないと思うなら、そのカモは「あなた」なのだ。

食事もお酒も楽しめます。

カジノ内は、単純にカジノで遊ぶだけでなく、レストラン利用をする事もできます。館内には、レストラン「JACKPOT GRILL & BAR」やバーが2軒「POKER BAR」「BAR BLACK JACK」。また、スポーツ観戦を楽しめる「SPORT ZONE」も完備されています。

明るい時間は、自然が多いスウェーデンを堪能し、夜はカジノ・コスモポールで過ごすのが観光時の流れとなっています。

口コミ

中央駅からもさほど離れていないところに、目立つ電飾のビルがあり、カジノの建物でした。中に入るには入場料とパスポートが必要です。平日夜10時頃に行きましたが、さほど混んではいませんでした。簡単なスロットマシーンだけやってすぐに帰ってしまいましたが、一度は行ってみることをおすすめします。
アーランダエクスプレスの出口やコンフォートホテルのすぐ近くにあるカジノです。立地の良さに加えカジュアルな雰囲気ですので、旅行のついでに少しカジノで遊んでみるにも丁度良いです。

カジノは入場料を取られますが、ストックホルムカードを持っていれば無料で入れます。

ヨーロッパのカジノは大きな荷物を持って入れないので、可能であればハンドバッグぐらいの身軽な格好で行くのが良いと思います。

公式ウェブサイト

カジノ・コスモポール(Casino Cosmopol)

入場料:30Sek(約360円)
営業時間:店舗により異なる
ドレスコード:あり(ジャケットなど)
入場制限:20歳以上

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この記事を作成したキュレーター

マーライオン

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