マカオの旅!最新カジノ事情と世界遺産の楽しみ方。
中国であって中国でない!?マカオの深い歴史を通して、世界遺産ハンターからギャンブラーまで、世界中の人々を惹きつけてやまないその魅力に迫ってみます。
地元カジノ資本の最大手STDMのフラッグシップ施設。度肝を抜く外観デザインはもちろん、全8フロアのカジノ内部も豪華絢爛そのもの。2007年2月に開業して以来、早くもマカオの新ランドマークとして定着しています。ステージでは妖艶な外国人ダンサーのショーなどが行われるなど、古きよきマカオのクラシックスタイルと最新ラスベガススタイルの両方を兼ね備えたマカオを象徴するカジノの代表格。リスボア旧館とも通路で直結しています。
デザインには「蓮の花」がイメージされている。建物下部のドーム型のエリアが巨大カジノとなっており、その上に聳え立つキングコブラの頭のようなスタイリッシュなタワーがホテル階になっている。
日中の陽射しが強いマカオでは、その強い日差しが反射し、グランド・リスボアは昼間には黄金に輝いており、夜は夜で約50万個もの発光体がホテルの外観を彩りマカオの夜をゴージャスに演出してくれている。
まさに24時間、人を飽きさせることのない世界一のカジノタウン:マカオの顔となっているホテルである。
さて、このリスボアは「カジノ」と云うよりも、中国語の“賭場”という単語がピッタリである。いや、もっと正確には「鉄火場」かも知れない。
今でこそ米Sands社やWynn社、香港ギャラクシー社などが進出してスマートな趣きが主流となったマカオのカジノシーンだが、ここは何年経ってもベタな雰囲気のままである。もっとも、それ故に根強いファンが多いのも事実。
客の華人系比率はおそらく99.9%。
ディーラーの客に対する態度は十年前までは横柄、無愛想。そして今は一転して、他のカジノよりもローカルでフレンドリーな“おばちゃんディーラー”多数。ただし広東語が判れば…の話だが。
場内は殺気立った中国人たちの怒号と歓声で充満している。
相変わらずのこの雰囲気では、白人客が寄り付く筈もない。事実、白人や中東系、黒人客は殆どサンズやベネチアン、MGM、そしてウィンで見かける。
洗練された「サンズ・マカオ」が出来るまで、私はここと回力娯楽場(香港行きフェリーターミナル近く)の二大ベタカジノで鍛えられた。しかし今となっては、ハッキリ言ってカジノ初心者の日本人の皆さんには全くお勧めできない場所である。
どうしてもリスボアで博打を打ちたい人にアドバイスするならば、場内での挙動不審行為は慎むべきで、ここは他のカジノよりも場内の「地回り」の兄さんの数が多いような感がある。STDMから管理を任されている組の若い衆である。
賭けずにフラフラしていたり、他人の賭けばかり覗いていれば、必ず若い衆が近寄って来て「賭けたらどうだ?」とか広東語で話かけてくる筈だが、これは一種の“警告”。
これは推測だが、ここの根強いファンは老練なプロ級の賭人が多いようで、カジノ側も警戒が強いのではないか。以前書いた“左翼系ギャンブラー”森巣 博氏もここがお気に入りらしい。しかし私としては、隣に出来た「グランド・リスボア(新葡京酒店)」のカジノの方が広いし、変な難癖つけられる心配が無いと思うのでお勧めである。
バカラや大小で掛ける時には自分のコインを重ねて賭けたい方にコインを置くのですが、たまに自分のコインに中国人が勝手に50HKドルや100HKドルを載せてくることがあります。
(夜のグランドリスボア)
グランドリスボア 夜
最低賭け金額が300HKドルであり、50や100HKドルだけでは賭ける事が出来ないので、私の賭け金へ相乗りして賭けているのです。
勝負に勝った際には一旦配当は私が受け、それぞれの賭けた金額に応じて利益を渡してあげねばなりません。
面倒くさいなぁと思っていても隣の中国人のおばあちゃんや、その親戚っぽいおじさん、おばさん等、後ろのギャラリー陣もばんばんコインを乗せてきます。
相乗りされても勝ち続けていると変な一帯感が出てきて、ギャラリー陣からも次はバンカーじゃないか?等とジェスチャーしてきたりと日本・中国のタッグ戦の様相になりました。
出典:よくある風景
MGMグランドマカオ(マカオ、中国) MGM Grand Macao(Macao, China)
ラスベガスのカジノホテルチェーン、MGMミラージュが創設したエンターテインメントリゾート。「アジアと西洋の融合」と「アート」をテーマに全館を優雅で遊び心あふれるホテルです。リスボン中央駅をイメージした大広場のグランドプラザは、ヨーロッパの世界を演出。客室は中国テイストを入れながらブラウンを基調にシックにまとめられ、趣向をこらした作りとなっています。
カジノ面積:221,952スクウェアフィート(20641.5㎡)
ゲーム機:835台
テーブルとポーカーゲーム:410台
レストランとバー:12
客室:593室
ウェブサイト:mgmgrandmacau.com
この35階建てのカジノリゾートホテルは、2007年に正式にオープンしました。MGMミラージュとマカオのカジノ王スタンレー・ホーの娘、パンジー・ホーチウ・キングの間で合同事業として運営されています。リゾートホテル、マカオ半島にあるカジノ王ホーが運営するカジノの近くにあり、近くに建設されたマンダリンオリエンタルホテルとの連携も将来性も見込んで、さらなる業績拡大を計画しています。
ウィンマカオ Wynn Macao
会長のスティーブ・ウィン氏のこだわりがディテールまで行き届いており、本場ラスベガスにいるかのような気分に。アメリカの高級リゾートを感じさせる雰囲気ながらも、テーブルゲームは地元で人気のバカラ、大小を中心に各種揃い、マシンカジノの台数も豊富。
ウィンマカオのカジノが行っているサービスとしては落ち着いた雰囲気を演出するための香水の香りがあったり、長時間遊んでいると食事の無料券を貰うなどがありますね。
他にもドリンク係のスタッフが常駐しており、紙コップではなく、グラスに入れてくれるなど、高級感があって満足感も非常に高くなっています。
カジノでは良く見られることですが、慌ただしさがあるとこだと、長時間は居辛いのも珍しくないです。
このようにウィンマカオはグラスにサーブしてくれたり、香水の香りや長時間滞在することで無料券の配布など高級感を演出する様々なサービスがあるので、VIPルームを利用することのある人にとってはとても居心地の良い時間を過ごすことができるのです。
ウィンマカオは富裕層を主なターゲットとしているカジノなので、「遊べるカジノ」をお探しの方や従来のカジノにご不満の方は一度ご利用してみてください。
カジノポンテ16(マカオ、中国) Casino Ponte 16(Macao, China)
カーサレアル
カーサレアルホテルではマカオの他のカジノと比較をしていっても小規模なカジノとなっています。
ゲーミングテーブルは少ないですが、マカオが中国へと返還されていく前に展開していた雰囲気を味わっていくことができます。
通貨もパタカを利用することができるだけでなく、ミニマムベットも手頃になっています。
主立ったカジノで楽しめるゲームとしては、バカラやブラックジャックといったものがあります。
マカオ半島の中心部より外れてはいますが、カーサレアルホテルで落ち着いて楽しむことができるでしょう。
カーサレアルホテル
スターワールド StarWorld Macau
2006年、カジノ経営権の対外資本への開放によって参入した香港のギャラクシー・エンタテインメント社によってオープンしたカジノ。友誼大馬路に面した一等地に建っています。約260のテーブル、500台のスロットマシンが並ぶ大型施設で、メインフロアは天井も高く開放的。都会的な外観に比べ、一歩エントランスへ足を踏み入れると、煌びやかで豪華な雰囲気に満ち溢れています。
カジノ面積:140,000スクウェアフィート(13,020㎡)
ゲーム機:500台
テーブルとポーカーゲーム:284台
レストランとバー:7
客室:507室 ・ウェブサイト:starworldmacau.com/eng/starworld
スターワールドホテル&カジノは、マカオの大型カジノの中でトップ3を取れていないのですが、スターワールドは気にしていません。リゾートの部分では、光り輝く装飾や質の高いサービスを提供していることで、2008年に米国ホスピタリティー科学アカデミーから5つ星ダイヤモンド賞を受けました。
もちろん、ここはマカオのホテルなのですが、特徴的なのがお客さん。
やはりここを運営しているのは香港の銀河娯楽集団ですので、お客様のほとんどが香港から来られる方が多いようです。
ですので、日本人はどちらかというと少なめです。
日本人が多くいるところは気心が知れていいのではと思うかもしれませんが反面、外国人がたくさんいる所の方が落ち着いてカジノに集中できるという方がいますので、そういった点においてはここでカジノをする方が集中出来るかもしれませんね。
中国語が飛び交う中で行うカジノは、アジアでカジノをしているのだと思わせますし、やはりここは外国なのだと認識させてくれます。
また、このホテル自体が町の中心部に位置しますので、カジノを終えたあと観光するのも良いですし、カジノの世界を満喫することができる、本当に素晴らしいところだと言えるでしょう。
アルティラ マカオ Altira Macau
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この記事を作成したキュレーター
Bロッド
やっぱカジノすよね!
グランドプラザ
MGMマカオの見どころのひとつがこのグランドプラザです。2320㎡の巨大なスペースには贅を尽くした装飾が隅々まで施されています。ガラス張りの天井は自然光をたっぷりと取り入れ、広場内のレストランやカフェを室内にも関わらず明るい開放的にしています。ホテル内にあるレストランのすべてはこのグランドプラザに集まっています。